原作未読。
ヘレナ・ボナム・カーターがとても良かった。ブラピもノートンもそこまで演技が上手くなかったのもあり(ラストシーンなんて本当に見ていて腹が立ってしまった...)、完全にもってかれている。素晴らしい。
構図としては正直映画としてはいまいち感は拭えず、監督の力量が至らなかったのだと推測する。
奇抜に見えてそうでない脚本は一見観客向きにしたのかもしれないが、その辺りは曖昧にしたほうが返って良い作品になったであろう。正直チープなものへと変容させてしまった。原作を見ていないがそこは更にそぎ落とし「映画的」にすべきあったであろう。しかし、紛れもなく良作であり、この原作の映画化を試みたという点で評価に値するのではないか。
ちなみにどうやらIMDbで本作はオールタイムべスト 10位らしい。1位はショーシャンク...以下省略。
