かなめろん

ファイト・クラブのかなめろんのレビュー・感想・評価

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
3.8
90年代後半頃、ブラピが大好きで公開当時、劇場鑑賞した作品🎥
久々に観たけど、とんでもなくぶっ飛んだ作品😂

デビッド・フィンチャー監督が『セブン』『ゲーム』とヒットした後の作品なんで、すごく挑戦的であり、凝りにこった作品で解釈は難しめで好き嫌いが分かれると思う🤔

高級な物に囲まれて暮らしていても、日頃からフツフツとたまる不満やストレスが次第に全てぶっ壊してやりたい!!に変化していき、生きている実感を感じようとする。暴力からの苦痛で精神的に悟りを開こうとしていたり、男性たるものを全面に押し出してる。ラストに男性器をドドーンとサブリミナルではさんでみたり😂日本公開当時はカットされてたみたいだけど、配信ではちゃんと見えたよ。

エドワード・ノートンが狂気をまとい覚醒していくジャックの姿や、ブラッド・ピットの魅惑的でアナーキーなタイラーが何とも危ない男でカッコイイ。タイラーが出てくるまでにも潜在的にタイラーを仕込む様にサブリミナル効果で植え付けさせられる。

ラストのピクシーズの🎶 Where Is My Mind?をBGMにジャックとマーラが手を取りビルが崩壊していく場面はステキで気持ちが浄化していくような気分になる😆

再鑑賞して気づいたのが『マインドハンター』でビルを演じてたホルト・マッキャラニーが出てたのも感慨深い☺️
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