このレビューはネタバレを含みます
最高だった。
ところどころにサブリミナルではいるタイラーと主人公の台詞が伏線になっていて最後に一気に回収していく様が華麗だった。2周目の気づきが楽しいタイプ。
この映画のように精神的に安定していない主人公の一人称視点で進む話が好きなんだけれど、こういうの「信用できない語り手」と言うらしい。
信用できない語り手、小説だとすんなり読めるが映画だとこのシーン他の登場人物にはどう見えているんだろうと気になってしまう。
あと、なぜタイラーはあのタイミングで家から消えたのだろう。2回見ても謎が残る。
ともあれこの映画でいちばんかわいそうなのは主人公の上司…