死期が迫ったプロフェショナルな殺し屋。
引退を決意した最後の標的は「妊婦」。
楽勝に思われた最後の最後。妊婦は産気づき…
組織からの逃避行が始まる。
よくある殺し屋アクションのプロットですな。
けれど、キャスティング、音楽、撮影に一捻り加えすぎてとんでもないことになっている。
監督は次作「プレシャス」でアカデミー賞のリー・ダニエルズ。
俺のいや、私のいや、あたいの才能は使い古されたプロットでもケバケバしく輝くはずなのよ~!と画面の奥から聞こえてきそう。
とにかく、尻、ケツ、尻、オ○ニー、スティーブン・ドーフのボロ~ン、ケツ、尻のオンパレード。
なんでも放り込みすぎてマニアックな作品というよりも「ヘンタイ」な作品になっている。
その「ヘンタイ」がこの作品のおもしろみ。
生と死でなく、性と死の有り様。
その後、そうゆう路線で突き進まないところが、賢いというか大人ですね。
みんな大好きジョセフ・ゴードン=レヴィット(ケツなし)もでてます。