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ロンメル軍団を叩けのmhのレビュー・感想・評価

ロンメル軍団を叩け(1970年製作の映画)
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北アフリカ戦線を背景としたB級戦争もの。
戦況が有利に傾くことになった戦いの裏で、そのお膳立てをした部隊がいたというエンタメ戦争ものではおなじみの展開。
ドイツ軍の捕虜の扱いがザルだったり、いなくてもいい女性が同行してたり、アクションシーンの使い回しが多かったりする。
ストーリーは「トブルク戦線(1967)」とほぼ同じで、映像もそこから使い回してるとかどうかしてる。
使い回しを隠す意図があるのか、アクションシーンは画面が暗い。音質も悪かった。
字幕まで雑で「(自分たちのことを)アメリカ軍団だ」とか、そんなん絶対笑う。
ロンメルと切手の話題で盛り上がるくだりが唯一まともな面白ポイントか。
脱走したのち、ドイツ軍に変装して活躍するのとか、火炎放射器が登場するあたりに、うっすらタランティーノ臭がするけど、ググっても名前は出てこないので気のせいであろう。
同監督の「砂漠の鬼将軍(1951)」は面白かったのになにがあった。
見なくてもいいやつ。
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