ひらさま

ロンメル軍団を叩けのひらさまのレビュー・感想・評価

ロンメル軍団を叩け(1970年製作の映画)
3.0
日本の真夏も暑いが本作の舞台となる北アフリカ戦線も暑い
全編「熱い」なら盛り上がるも、ひたすら「暑い」だけでダラダラした展開だと、エアコン効かせた部屋で映画観ながら熱中症に陥る
ロンメルにやられっ放しのイギリス軍が半端モノ部隊を率いてトブルクの砲台破壊作戦に
大ベテランで数々の娯楽西部劇を撮ったヘンリー・ハサウェイ監督晩年の一作、しかも過去には本作にも登場するロンメル将軍を主人公にした「砂漠の鬼将軍」も撮ってる
よって、さぞ景気の良い展開を期待すると…
そもそもリチャード・バートンは良くも悪くも出ると盛り下がる?役者さんで、彼が出ている以上景気の良い痛快娯楽作品は望めない事を再認識
もちろん、そんなキャラがマッチングした好例もありますが、本作に使っちゃダメだと思う
あと戦闘シーンになると画質が悪くなるのは他作品から流用したせいらしい
そんな訳で余り金使ってない
戦争映画には珍しいサービスショット(パ○チラシーン)あり、暑いからな
もひとつ、BGMが全然ヘナチョコ、戦争映画なんだからもっと景気の良いスコアが欲しかった