アンチョビ

悪人のアンチョビのネタバレレビュー・内容・結末

悪人(2010年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

「愚行録」、「ある男」に続いて、連続で妻夫木聡作品三作目。

う、う、うーん

どんな事情があってもやっぱり殺人は肯定できないし、一刻も早く自首して罪を償ってから光代とやり直して欲しい、としか思わんかったな
殺された佳乃の家族や、祐一のおばあちゃんが可哀想すぎるのよ 光代の家族も

てか光代も祐一のどこにそんな惹かれたんだ…。この物語の経過だけ見てたら、普通に怖いよ 仲を深めるだけの時間は無かったから仕方ないんだけどね…
優しくて、心の優しい光代だから、感じるところがあったのだろうか 職場まで来て謝ってくれたしね

男女共に、やっぱすぐ出会ったばかりの人間と寝るのは良くないなと思うね
本当に愛してる人とだけ寝なさい、とは言わないけど、素性の知れない人や、見下してるような相手(増尾から見た佳乃、佳乃から見た祐一)と寝るのはやめた方が良い。やっぱりよく知っていて、心を結べるような人と寝た方が良い。

柄本明の語りが良かったなーあんた、大切な人はおるね?ってやつ
てか14年前の映画だけど、今の世の中にも全然当てはまるもんな。というか14年前よりもどんどん当てはまってきてる(←変な日本語)
この先もずっとその傾向は深まるだろう。何年も後にこの映画を見た人も、「このセリフ、(略」って思うだろうな

出会い系サイトが題材になってるのが、仄暗い感じがして良かったね。
今じゃマッチングアプリが主流で当たり前になってるけどさ、昔の出会い系は当時当たり前ではなかったもんね。
マッチングアプリ題材の良い映画が出てきてほしいなー。
アンチョビ

アンチョビ