RinaKitaura

悪人のRinaKitauraのレビュー・感想・評価

悪人(2010年製作の映画)
4.7
人間味あふれるものすごくいい映画でした。

時折ふと、怒りの塊みたいなものが長年いろんなことを我慢し続けた結果、不意に出てくる瞬間がある。

それがある人間の一言で制御できなくなったり、ふと手が出てしまった瞬間、歯止めが効かなくなり、ここで耐えなければ、結果、相手を殺してしまうのではと感じる瞬間もある。

そのくらい平気で人を貶めようと酷い言葉を吐く人間がいて、そんな口の悪い人間に出会う人と出会わない人もいて、、、また、そんなコトバにふと惑わされてしまうのも、全ては生まれた環境や、育った環境、じぶんが選んだ環境がそうしてるんだということがすごく伝わってくる映画でした。
RinaKitaura

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