邦画はほとんど観ないけれど、ずっと観たかったのを思い出して観賞。
中学生のときに借りようとして母に止められたな・・・。懐かしい😌
誰かに愛されたい、愛したい。人を信じたい。納得いかなくて誰かのせいにする・・・・。いろんな人間の欲求について共感できたり考えさせられたり、
人格の形成ってその人の生まれ育った環境の問題はあるけど、やっぱりその人自身の問題?根っからの悪人っているのかな。とか、考えることがたくさんでした。
誰の考え方が正しいとか誰が悪いとかではなくて、みんなが良くも悪くも自分を生きているという感じで・・・・。
考えだしたらきりがない作品。いろんな方面から考えることがある。
「さよなら渓谷 」は大学生のときに読んだけど、「悪人」も明日買って読もう。
【付け足し】
原作を読んだら、やっぱり裕一くんは小さい頃置き去りにされたことで何かが壊れてしまったんだなと思った。置いていった母親のことは憎んでいないと言っていたけどそれがトラウマで、でも目を背けてどこにもぶつけられない何か大きな感情が、置いていかれるような状況になったときにものすごい勢いで溢れてくるんだと思った。
私も祐一くんは悪人じゃないと信じたくなった。