きぬきぬ

大逆転のきぬきぬのレビュー・感想・評価

大逆転(1983年製作の映画)
4.0
高慢な経営者が‘出世は血統か環境か?’で賭けをする。しかも1ドル!かよ、おいっ!(今の日本だと100円くらいか)ってもうこの時点で思う腹立つ。
その賭けでエリート社員がクビにされどん底に突き落とされ、ホームレスが社員として採用されいきなり裕福な生活になる童話の‘王子と乞食’的アレンジ。
しかし良いのは、元エリート社員が娼婦と知り合い、そんな環境でも自分が生きて行けることを受け入れ愛も知り、そういうことなら自分の立場も危ういと覚った元ホームレスと共謀して、経営者の転落を図るとこですね~。
彼らには仲間意識も芽生えて、おバカなブラフ的場面も楽しい!さすがダン・エイクロイドにエディ・マーフィーのコメディアン二人に、ジャミー・リー・カーティスも良い華(味)添えてる!展開も軽快で、経営者たちの鼻を明かせてやろうって、株式市場に乗り込む展開(ジョン・ランディスの群衆場面も冴えてる!)はもう堪らんくらいに痛快爽快で最高!
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