群青

テイルズ オブ ヴェスペリア 〜The First Strike〜の群青のレビュー・感想・評価

2.5
テイルズは勝手に三大RPGにしている(残りは当然DQ、FF)
作品自体はファンタジアからグレイセスFまでをプレイしており、それ以降のエクシリアから最新のベルセリア、また携帯機のイノセンス、ハーツは未プレイ。いつかやりたいなぁ。

ヴェスペリアに関してはPS3版ではなくXBOX360の方をプレイ済。つまり、分かる人には分かるがパティが出てこない方だ笑

テイルズの魅力はやはりキャラクター。笑える会話(スキット)やハイテンポな戦闘、そして漢字やカタカナのかっこいい技演出がたっぷり盛り込まれ、いわゆる厨二要素が強い。特に秘奥義。カッコよすぎ。

今作は主人公ユーリのキャラが人気ランキング殿堂入りを果たす程人気が高い。
が、個人的にはテイルズは恋愛要素で2828するのが好きで今作にはそれがないので、戦闘は楽しめたもののあまり上位ではない。やはり子供の頃にやったファンタジア、デスティニー、エターニア、シンフォニア辺りが好き。最近ではグレイセス。アレ戦闘楽しすぎでしょ。


話が逸れたが今作はゲーム、テイルズオブヴェスペリアの前日譚となっている。ゲームでは元騎士のユーリが何故騎士団を抜けたかが描かれている。

世界観などの設定はある程度説明されるものの、騎士団や帝都とかブラスティアの要素などが足早に語られるので原作既プレイでないとなかなか難しい。
ストーリー自体も平凡なので、プレイしておかないとああこの体験があってあのユーリができたのかぁというカタルシスが感じられない。やってない人には普通のアニメとしか思わない。

その他、残念なのはせっかくのテイルズなので技名とか言ってもらったら良かったのに序盤の一言しかない。あの伝説の黒歴史アニメのエターニアでさえもそれっぽいシーンがあったのに今作にはそれがない。ユーリのアクロバティックな剣技が一瞬見られるだけだ。勿体無い。


キャラクターはユーリとフレン以外はゲーム内には出てこないオリジナルキャラクターが占めている。一応ニヤッとできるくらいにリタ、レイヴン、エステルが出てきている。カロル、ジュディ、パティは出てこない。オリキャラにはもったいない双子キャラとか魅力はあったが、マジでストーリーが普通なので退屈だった。完全にキャラを楽しむ映画だ。

かなり個人的には、声優の中に郷里大輔さんがいたこと。あの声を久しぶりに聞いて嬉しかった。残念だなぁ。
でもなんだか、テイルズ熱が再燃してきた。PS3版やりてえなぁ。
群青

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