「確かに医者になった。でも、今でも迷ってるよ。これでいいのかって。」
"智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に、人の世は生きにくい"
そこに、決して奇跡は起きない…
誰かを、見送るということ。
それが、生きている人であっても、そうでなくても、その人のことを想ってその人の為の門出を用意する。
傷を癒す薬もまた、色々あって、お医者でなくても癒せたりする。
人の心の暖…
名前は知っていたものの、予備知識なしで鑑賞。"神様のカルテ"とはそういう事だったのか、としっかり題名の意味まで回収しており良き作品。
医療の場に奇跡はないけれど、出来ることは必ずある、そんな当たり…
確か中学生の頃に原作を読んだ筈。
生命を題材にした作品って、昔は何も考えず泣いていたけど、今は……。
これに関してはもう少し年齢を重ねた後にまた考えるとして。
学士殿のお見送りシーンはとても好…
患者に対して真剣に向き合う栗原先生の物語。医療とはなにかを考えさせられた。患者にとってどんな治療を受けとることが1番幸せなのか、胆嚢がんの患者を通じていろいろ感じさせられた。
医者って1番大変だし、…
患者に対して真摯に向き合う医師の栗原先生、妻の榛名。
死亡診断書を書く栗原先生の丸まった背中、小さな机、机上の書類や文庫本が印象的だった。彼が命に対して懸命に向き合い、涙を流さないよう強くなったこと…
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