三隅炎雄

高原の駅よさようならの三隅炎雄のレビュー・感想・評価

高原の駅よさようなら(1951年製作の映画)
5.0
小畑実のヒット曲をベースにした歌謡映画で、香川京子と水島道太郎の恋愛を清冽な抒情とともに描く。これは凄い。メロドラマとしても歌謡映画としても結晶化された表現で完璧。嵐の中の抱擁は映像による交響詩のよう。最後の走る香川京子の素晴らしさ。これが映画だ!って感じ。中川監督の中でもトップクラスの傑作だと思う。
三隅炎雄

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