その後の赤線地帯。
男の俺でも男性嫌悪になりそうなレベルで醜悪な男ばかり出てくるが、とりわけ露悪的というのでもない。
野添ひとみの過去を責める船越英二も善人ではあると思うし、鬼畜なチンピラ・根上淳で…
赤線映画でよくある、女は強いんや!な映画とは比べ物にならない良作。
女が働きたいだけでどうしてこんな目にあうのか。最後黄色いストライプのお姉さんが言ってることが全て。
「取り締まり取り締まりって言う…
赤線が廃止された後の元売春婦たちの紆余曲折。「売春は悪いことだから無くそう」というのは聞こえが良いが、法律の中身を詰めないせいで生活に困る女性たちが出てきてそこを暴力団につけ込まれる、という流れは今…
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売春防止法の施行により赤線を追われた女たちの哀れな行く末。
世間からは白い目で見られ気質の仕事に就くこともままならなず。
そんな女たちに手を差し伸べる優しいおでん屋のおばさんが、啖呵を切ってまで守…
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浪花千栄子おばさんの底抜けのやさしさにもう泣いちゃう、
つくづく人との出会いだなと思う人生、もあっけないもの、
根上淳のことすきになっちゃう!と思いかけたのも束の間
野添ひとみのピンクのネグリジェと…
女性の社会進出の基盤もできていない中で赤線出身の女性が自立していくことは相当大変だったろうな…
世間の不理解で足を洗いたくてもそこに戻るしかない女性たちとその女性たちを狙って新しいビジネスを始めるヤ…
男のクズさが尋常じゃない。
獣しかいない。
恐らく、女性の社会進出など相当厳しい時代に赤線から出てきた人たちは、もっと厳しかったのだろう。
それにしても、海水浴場の責任者は酷い。でも、昭和の時代って…
1957年の売春防止法施行後の青楼で働いていた女性の実情を描いた作品として価値あるものだと思います。
この作品を観ると自然と売春防止法施行前夜の青楼での人間模様を描いた「赤線地帯」(1956年/溝口…
売春防止法施行により娼館が営業できなくなり、働いていた娼婦たちが、厳しい世間の目に晒されながらも懸命に生きて行こうとする映画。シチュエーションは「女ばかりの夜」と同じだが、この映画の方が派手な出来事…
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