mam

赤線の灯は消えずのmamのネタバレレビュー・内容・結末

赤線の灯は消えず(1958年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

売春防止法の施行により赤線を追われた女たちの哀れな行く末。
世間からは白い目で見られ気質の仕事に就くこともままならなず。

そんな女たちに手を差し伸べる優しいおでん屋のおばさんが、啖呵を切ってまで守ろうとしてくれた人情に泣ける...。

女を食い物にする男たちがいる限り売春は無くならず、けれど罪に問われるのは女の方ばかりで、買う方は取締られる事もないやるせなさ...。

それでも希望を持って強く生きていこうと決心するラストの京マチ子の強い眼差しにグッとくる。

2023-107
mam

mam