nagaoshan

赤線の灯は消えずのnagaoshanのレビュー・感想・評価

赤線の灯は消えず(1958年製作の映画)
3.9
田中重雄監督作品!

京マチ子映画祭③

売春禁止・赤線廃止の法案が成立した後に働いていた女達が歩む壮絶な人生!

溝口監督の『赤線地帯』のその後の様な作品なんですけど、こちらは定職にもつけず、男達に騙され社会の差別に晒されても懸命に生きるヒロインを京マチ子さんが力強く演じています!

そんな中、おでん屋の🍢女将・浪花千栄子とのひと時の働くことへの幸せを味わうが…
このパートがいっそうに涙を誘う…(T . T)

野添さんと船越さんの夫婦の絆がこの作品の唯一の救いの様に描いてますがそれも一筋縄にはいかない…

京マチ子さんの赤線物語、前作とはまた違った魅力溢れる作品だった!

美味しそうなおでんと浪花千栄子の啖呵‼️炸裂!

良か映画!
nagaoshan

nagaoshan