『遊星からの物体X』で描かれるストーリーに直結する、その“３日前”を描いた前日譚。『遊星からの物体X』冒頭で犬を追ったノルウェー隊員の基地での出来事が主に描かれます。この作品、前作から３０年の時を経て作られながらも、残念ながら製作費回収出来ず… しかしながら、リメイク作品としてはと～っても丁寧に作られた良作だと思います！ 本来は前作おさらいしてから、こっちを見るべきなのでしょうが、この作品見てから前作見直してみました_(._.)_ そしたら、細かいとこまでキッチリ考えられた直結ぶり！そして、カメラワーク、展開、劇中音楽等、相当に前作に敬意をはらってますネ(ﾟ∀´*)ｂ また、『あぁ、ここでこうなったから、ああなったのネ！』がとっても気持ちイイ♪ よく出来ましたと言いたい！ 贅沢にもケチをつけるならば、疑心暗鬼が連鎖する負のスパイラルサスペンス感はやはり、カーペンター版の方が数段も上！ただ前作の流れをなぞりつつ良い意味で別展開へなだれ込んだ中盤は◎。惜しむらくは、物体(The Thing)がおもいっきり丸写しとなるラスト辺り。人間の顔を物体のど真ん中に残したままの登場は頂けない… アノ出方は笑ってしまいますヨ！ＣＧ感丸出しだった『ハムナプトラ２』の時のスコーピオン・キング思い出しました(*▼▼)
でもグロいのダメじゃなければ、前作とセットでぜひ！
