タケシ

遊星からの物体X ファーストコンタクトのタケシのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

南極大陸の氷の下からUFOを発見
歴史的偉業に専門家達はどよめき、現地へ集まってすぐさま調査を開始
このテンポの速さ、とても見やすかった

UFO周辺からエイリアンが氷塊に閉じ込められて凍結しているのを発見。氷塊を掘り出し、生態サンプルを採取。そしてお決まりの如く、エイリアンは復活して人間たちを襲い始める。

1981年に公開された原版のリバイバル版を視聴しましたが、このエイリアンの特徴として、人間に擬態して襲う、というものがあります。
ほかのエイリアン映画と同じように、エイリアンの攻撃力はとてつもないものがありますが、しかし、火炎放射を数秒受けただけであっという間に息絶えてしまうという決定的な脆さがあります。だから、擬態して油断したところを襲う、という生態になったのでしょう。この設定も秀逸。
そしてやはり「誰がエイリアンなのか」という人間たちの疑心暗鬼な様がこの作品の最大の見どころ。仲間と思って行動を共にしていたらまさかの…
見る側も終始、緊張してしまう。
素晴らしい作品でした。
タケシ

タケシ