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獄門島のcamusonのレビュー・感想・評価

獄門島(1977年製作の映画)
3.7
小学生の頃、家族と一緒にテレビで初見で視聴した際、
第一の殺人の前に、「こいつが犯人」と当てずっぽうに指摘したら、
「いい加減なことを言うんじゃない」と親に叱られたのですが、
実はそいつが犯人だったのはいい思い出。


登場人物が多く、人間関係も複雑で、
シリーズの中では犯人が誰かわかりづらくなっているのですが、
そのわかりづらさが、少し余計だったように思います。
今まで何回か見てきたのですが、
死体現場以外あまり印象に残っていないのですよね。


俳句を用いた見立て殺人の死体デコレーションは、
俳句本来のしみじみした味わいとは対照的に、
だらっとしたけばさが印象的で悪くないと思います。
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