ねこじゃらし

希望の樹のねこじゃらしのレビュー・感想・評価

希望の樹(1976年製作の映画)
4.3
ジョージア国の映画🎞、鑑賞2作目。

祈り三部作の一つとされ、他の2作も見たいところ。

冒頭からの鮮やかな色使い。
生と死、因習と革新、戦争と平和、共産と腐敗、若さと老い、希望と現実。
コントラストの絶妙。


当時、共産圏であった小さな村を通しての、土地や国への「希望の祈り」なのであろう。

ジョージア国の現状を踏まえると、その祈りは、希望の樹は、まだこの先を見つめているように思われる。

土地や国を冷静にも優しい雨のように、映し出していた。
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