U子

希望の樹のU子のレビュー・感想・評価

希望の樹(1976年製作の映画)
3.6
村の人たちがユーモラスに描かれるが、
その根底には毒の草に象徴されるような
因習があった。
たくさんおかしな人たちが登場するが、
おかしな人たちの方が正しく、
正義をふりかざす方がずっとおかしいのだと思った。
美しい少女が無残な姿になる。そうしてしまう人間の怖さ。集団のおそろしさ。
村社会はすべての縮図になっている。
詩のように美しい映像が人間のおそろしさを際立たせている。
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