1988年に巣鴨で起きた、子供置き去り事件がベースの作品。
この子柳楽優弥だったんだね。
観ようみようと思いながらも観たら凹みそうで後回しに。
まあでも、思ったよりダメージはなかった。
実際の…
当時中学不登校の息子と一緒に映画館に行って観た。学校に行っていない主人公アキラと同世代だった息子が見終わったあとにつぶやいた一言と共に忘れられない作品。
ドキュメンタリーのように自然なYOUと子ども…
学校に通ってない自分と学校に通ってる同年代や父親がいない自分と父親と遊んでいる同年代が画面内に映ることで、対比構図がわかりやすくなるのが上手い。
ネイルが消えかかっていることで、長期間経過している…
初めて観たときに圧倒されて、その後も繰り返し観た。
子どもたちの生活をそのままビデオで撮ったような、リアリティと生活感のある雰囲気がすごい。
とくに母親と明がベランダで会話するシーンや、パチンコ屋で…
リアルすぎて見るに堪えない物語から目が離せない。こんな経験した事ないのに何故か感情移入が出来る不思議。
徐々に悪化していく日常。鋭い残酷を丁寧に描く天才。決してハッピーエンドではないが凄まじい満足感…
目黒シネマにて
やっぱり是枝監督は映画が上手いね。
日本においてこの種の映画の上手さは50年代に全盛を迎え、是枝監督を最後に息絶えてしまった。
それはおそらく、ショット至上主義の映画作家が増えたか…
2025 10 29
是枝監督の作品はそれほど観ていない(『海街diary』は好きです)けど、観ながら「是枝監督って何なんだろうなー」と考えていた。一旦自分の中で、監督というより“プロデューサー”…
(c)「誰も知らない」製作委員会