このレビューはネタバレを含みます
終始ゆったりしたbgmが流れているのと、
最後に外部の介入による形だけの"救済"がなくて、それがよかった
社会があまりに閉鎖的で驚いてしまう
仮に兄弟だけで貧困生活を送っているのをどうにかしようとなった時、
戸籍を持つ、施設に入る、学校に行く…
助ける手段が社会に参画させることしかないことに違和感を感じるな
子どもが働いているのとか見ると子ども時代を奪われて可哀想、って確かになるけど、
子どもは労働する権利すらない、経済的な力を持ち得ないっていうのはなんか…違うよ
子どもが働かなくて良いようにサポートするのと、働く権利を与えないのとでは全然違う…
あまりにも管理的
社会の決まりからはみ出すものに排他的
路上で誰も生きていけない世界だよ
柳楽優弥はじめ、子どもたちの演技すごい