ブタブタ

山下少年物語のブタブタのレビュー・感想・評価

山下少年物語(1985年製作の映画)
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「日本人はメダルきちがいだ」
(千葉すず '96年アトランタオリンピックにて)
東京五輪2020中止記念!(今は2021だよもう)
子供の頃からスポーツが大嫌いだ。
足が早いから何が偉い?
好きな事して玉っころ遊びで金が貰えるんだから気楽な商売やのう〰️(暴言)
甲子園球児なる一種特別なる存在が嫌いだ。
たかだか十代の高校生が玉っころ遊びで「感動をあ・た・え・る(あたえるの部分に点々をつけてお読み下さい)」とはなんぞや?
オリンピックなどという物を始めたのは白人だ。
聖火リレーも仰々しく派手派手な開会式を始めたのはナチス第三帝国による伯林五輪からだ。
大日本帝国のアジア侵攻に伴い中止された東京五輪1940。
世界的パンデミックの渦中にある今はもう国際的・全世界的に其れの比ではない最悪の状況である。
それでも東京五輪2020を強行しようとするバカ共。
「田舎のガキががんばって金メダルをとりましたーめでたしめでたし」
の物語を許容できるのは、即ち「オリンピック」などというシロモノを許容できるのは少なくとも自国の政治も社会もまともな時代だけである。
即ち「日本人がメダルきちがい」になれるのは少なくとも社会や政治がまともな時だけだ。
山下少年物語(失笑)昔テレビで見た記憶が僅かにあるので(内容は全く覚えてないが)レビューを書く資格はあると思う。
柔道で金メダル取ったからだから何だ?
昔何かのCMで山下が金メダルを取ったロス五輪決勝の時「ラシュワンは山下の痛めた右膝を攻めなかった~」とかフェアプレー精神がうんたらとかやってたが、だから何だ?
勝負なら怪我してる所を攻めるのが当たり前だろう。
だから負けるんだよラシュワン!
今山下は柔道の東京五輪ナンタラ会長(よく知らん)をやってるが怪我してる右膝を責めないのがフェアプレーなら、これ程の日本国民が新型コロナウィルスという未曾有のパンデミックで苦しめられている中で政府がオリンピックなどという下らんイベントを強行する事がどれ程「アンフェア」な事か分からんのか。
思い出すのが篠原信一の「世紀の誤審」なるマヌケな五輪柔道決勝。
山下は「英語が出来ないからちゃんと抗議出来なかった(失笑)」
って金メダル取ったからって子供の頃からスポーツしかやってないバカチン(山下少年物語による)を会長とか監督とか責任ある役職につけるのは如何なものか。
覚えてるのは山下が何か両手をVの字に上げて「抗議のポーズ」をとってるマヌケな姿(ちょうどウルトラマンAがスペースQを撃つポーズと同じ)である。
国際試合で英語も出来ない小太りの親父がスペースQのポーズを取っていて外人に伝わるのか?
(円谷ファンならスペースQのポーズだと「オーゥウルトラマ~ンo(%)○ジュワッ」とか思ってくれたかもしれない)
増田俊也『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかった』に木村政彦の師匠、牛島辰熊(いい肉ではない)先生は戦争へと向かう日本を憂い、短刀をもって東條英機を暗殺しようとしたという記述がある。
この国の未来を思うなら東京五輪などという下らんイベントに血道に上げる今の日本の柔道会及びスポーツ会のバカ共を見て牛島辰熊先生は何と言うか。
それから『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかった』はノンフィクションの傑作なのでおすすめです。
漫画化もされてます。
特に力道山との最終決戦を描いた『力道山:プロレス地獄変 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか~最終章~』は木村政彦と力道山の戦いは虚々実々を交え地獄迄続くってスゴい漫画です。
それから古賀稔彦さんのご冥福をお祈りします。
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