ドルジ

気狂いピエロのドルジのレビュー・感想・評価

気狂いピエロ(1965年製作の映画)
3.7
74点(100点満点中)
〈脚本〉31/45点
 多くを説明しない脚本によりわかりにくい部分もあったが、それが前衛的な演出と組み合わさることで“味”になっているとも言える。とはいえもう少しストーリー自体に求心力が欲しかった
〈演出・撮影〉22/25点
 前衛的な演出の詰め合わせで面白かった。ぶつ切り、あるいはサブリミナル的な映像の繋ぎ方や、剥き出しの暴力性、絵画のアップなど、北野武映画に影響を与えたであろう演出が多くて興味深かった。それらの変わった演出が有機的に作用しているかと言われると微妙な部分もある
〈音楽〉7/10 点 
〈演技・キャスティング〉7/10 点 
〈印象〉7/10
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