いののん

21グラムのいののんのレビュー・感想・評価

21グラム(2003年製作の映画)
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生と死はとても近くて、21グラムの差が、いったい何処にあるのか、私にはわからない。
決してそうだったわけではないのに、観終わってしばらくしてから、カメラがずーっと円を描いていたような錯覚に陥る。ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロの三者が、互いに絡み合って、その切なさや苦しさや、生き難さや、呼吸する音などを、カメラがぐるぐる回り続けながら撮っていたように、私は錯覚する。“運命は踊る“、みたいな。3人はずっと悲しくて、ずっと泣いているのに、その姿はどういうわけか、観ている私の感情を昇華する。(何言ってっか、自分でもようわからん)


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*ベニチオ・デル・トロが今よりもずっと若くてスリムで、ブラピとそっくり!

*ナオミ・ワッツのおっぱいに、目が釘付けになる。意外だった。今も忘れ難き。どんなおっぱいだったのか語りたいけど、新年早々おっぱい評論家になるのもなんとなく気が引けるので控えます。
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