祝クライムズオブザフューチャー公開記念ということでクローネンバーグ未見の本作を鑑賞
え!?意外と落ち着いてるな!
でもバイオレンス&グロ描写は徹底してる映画
そもそもこの映画主人公がヴィゴじゃないんだよな、子供を産んで亡くなった母親の日記を頼りにロシアンマフィアに絡む羽目になってしまう看護師が主人公でヴィゴは裏の主人公といった立ち位置
この時点でヴィゴフルチン全開を期待するとこの女誰やねん状態で女主人公のパートは結構邪魔
それに対してヴィゴはロシアンマフィアの日常的な非日常を見せてくれるからクローネンバーグの悪趣味なグロ描写がパンチがあっていい
死体の指を切断するところとか
死体処理の容赦ない描写とこ結構良い
本作の代名詞と言えるヴィゴのサウナでフルチンファイトはやっぱり最高
モザイクなしのガチファイト
それでいて非情なファイトスタイルが裏社会らしさが滲み出てて良い
ヴィゴのキャラクターに対してまあまあどんでん返しな展開があるんだけどこれに関しては2回目見る方が本作の魅力が存分に伝わると思う
「ドライブ」の初見時と同じ感触
初見時は「うーんイマイチピンとこないな」と思いつつも見終わった後「これどんでん返しのネタ知った後ならヴィゴの哀愁とかビンビンじゃねーか!」ってなる2回目から良さがわかるスルメ映画