身元不明の少女が遺した日記と一人の赤ん坊をきっかけに、表と裏の世界で生きていた二人の男女の数日が交錯する。
イースタン・プロミスとは、(端的に言えば)人身売買契約のことだそう。
意図せず裏社会の闇に触れてしまった主人公とマフィア側の男の距離感が良い感じ。
生と死が隣り合わせな場所で生きているところは似てるんだけれども…。
終盤のさようならと、その後の二人の対照的な画が、なんとも言えない。
裏社会の人間もまた、生きながらに埋もれているのかも……。
ヴィゴ・モーテンセンの大人の色気が凄まじいです。どんな場面でもほとんど表情を変えず、仕草で魅せてくる。すごく渋くてカッコいい。
最大の見せ場で、なんか色々見えてた……(薄目
