このレビューはネタバレを含みます
1937年。
原作:吉屋信子
監督:山本嘉次郎
この作品は前後篇に分かれていたが、現在残っているのは再編集版だと思われる。
いかにも新聞連載の流行小説の映画化らしい雰囲気がある作品だ。
親友同士…
カラー着色版の総集篇で初見。前半、夫高田稔と妻千葉草智子が仲人したが未亡人となった入江たか子が子連れで上京三人の円満な関係だったが、千葉の妹高峰秀子が「猫に鰹」と軽口を叩くが、後半それが現実となり悲…
>>続きを読む朝から、優雅にお紅茶セットかと思いきや、パンは火鉢で焼いてて美味しそう〜っとこれはさておき、「よくもこんなまずいコーヒーを」と夫にののしられ、、、しょんぼり送り出す着物姿の新妻。
親友の入江たかこ…
見どころは高峰秀子のデコちゃん13歳の姿のみ。
本編170分で、前編、後編各85分を66分もカットして104分では、話がメチャクチャ。
特に後半の展開早すぎ。
クレジットで出演した三島雅夫は、…
山本嘉次郎監督、そして弟子の本多猪四郎、黒澤明が助監督を務めた不倫もの。
当時のPCLにとって、絶対に外せない作品のようだが、その状況下で作成されただけあって、大変面白い内容になっている。
明る…