「勉強も運動もできなかった」「褒められることがなかった」
そういう人はこのダメダメ主人公を応援したくなるに違いない。
「え、マジでそんなんでいいの?」と、ずっこける部分があるけど
深夜に観るお気楽作品として優秀だと思う。
ダーツをかじった人間としては試合中の描写は地味ながら、興奮できた。
(数字が減っていく様子を右下に表示)
何がキッカケでも、自分が夢中になれるものを見つけられるって幸せだと思う。
「始めたばかりなのに」とか「たった二ヶ月で」とか、合っていたら関係ない。
矢沢あいの漫画『パラダイス・キス』でも言われていたように「とんとん拍子に進むのは、その人にあっているから」なんだろう。