1989年日本公開のヒューマンコメディ、寅さんシリーズ41作目。マドンナは竹下景子、旅先はウィーン。
寅さんが乗っていた電車が急ブレーキ、なんとレールの上に人が横たわっていたのだ。寅さんが話を聞く…
故郷のかたまりのような人─と言われる寅さん。皆が彼に惹きつけられ、抱きしめられ、安らぎを得て、再び旅立っていく。周りの人が寅さんをみて羨ましがる「旅」と、寅さんが運命づけられている「旅」の意味合いは…
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前作「寅次郎サラダ記念日」ではかなり重いテーマを扱っており、次回作からは満男の青春篇がスタートする。その合間にあって絶妙なコーヒーブレイクをいただいた感じです。
男はつらいよシリーズは、笑わせて泣…
シリーズ41作目。
自殺しようとした男を助けた縁で、一緒にウィーンへ行くことになった寅さん。
そこまではテンポよかったんだけど、ウィーンに着いてからは話が散漫で失速。
せっかくウィーンまで行ったのに…
41 全クレジット
配役
車寅次郎 渥美清
さくら 倍賞千恵子
竜造 下條正巳
つね 三崎千恵子
博 前田吟
社長 太宰久雄
源公 佐藤蛾次郎
満男 吉岡秀隆
ポンシュウ 関敬六
旅行社員 イッセー…
寅さんがウィーンに着くまでは面白かった。列車急停止、またそのうちやりゃいいや、ウィーンの件、ヒッチハイク。それ以後、寅さんはとくに何をするでもなく本領が発揮されない。絵づくりもいつもの寅さんなので画…
>>続きを読む松竹株式会社