アキヒロ

アメイジング・スパイダーマンのアキヒロのレビュー・感想・評価

3.6
「ピーター、君は全然ダメ人間じゃない。そう、君はアメイジング。アメイジング・スパイダーマンだよ」

アンドリュー・ガーフィールド主演のこの映画『アメイジング』シリーズは、不人気で3部作になるはずが「2」で打ち切り。
本作のヒロインであるグウェン演じるエマ・ストーンと付き合っていたガーフィールドは、打ち切り決定後に破局。

傷心のガーフィールドは立て続けに起こったそんな出来事にショックを受け寝込んだらしい。
確かに本作に出てくるピーター・パーカーは最初から最後までずっと暗い表情をしており、気のせいか画面も黒みがかって見えてしまう。。。

本作の題は最初期のスパイダーマンが連載された名前が『アメイジング・スパイダーマン』だったので、それに習ったものだが、
ウェブ・シューターが機械で出すのも当初の設定にのっとっており、糸を出すときの独特の手(中指と薬指だけ閉じ、他は開いた形)は、中指と薬指で掌の中央にある発射ボタンを押すから(それ以外の手の形では反応しない)で、第1シーズンのスパイダーマンもその形に沿っている。

しかし、スーツは初期版『アメイジング・スパイダーマン』にのっとっておらず、初期にあった脇腹のムササビ型ウェブネットは、デザイン的にダサいからか、本作でも採用されていない。

そんなガーフィールドが「君はダメダメじゃない。アメイジングさ」と慰められるのは、もっと先…『ホームカミング』のこと。。。

ちなみに毎回カメオ出演しているスタン・リーが、図書室でヘッドフォン付けてて死にかけているのは笑った。
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