マイケルのダンスは所作の美しさに表れていると思う。指先から足先まで全てをコントロールしている。それが服従に見えるダンサーもいるが、マイケルは日々の心温かい振る舞いを垣間見るような滑らかな身体の動き。マイケル自身が表れる美しいダンスとリズミカルでアドリブに富んだ歌。唯一無二だと再確認させられる。
また膨大な数の中から選ばれたダンサーさんたちが泣きながら歓喜していたのが印象的。踊れて幸せ！そんな言葉が溢れていたが、それが映像にばっちり映っている。本当に楽しそうに踊り、マイケルが歌えば嬉々として騒ぐ。ダンサーにとって神様だということが分かる。
ツアー前に亡くなるという悲劇。
天才が亡くなるという残酷さ。
ご冥福をお祈りすると共に、今後とも聴きます。ありがとう。
