ヤクザものの日本映画、しっかり観たのは初めて。
盃うんぬんのヤクザ業界用語がそこまで理解できなかったのと、「誠信会」をずっと「精神科医」だと勘違いしてたので前半はすこし置いていかれたが、それでも後半は熱い展開で見入った。足を洗いたい、抗争を止めたいという思いが読み取れるからこそ葛藤の中で暴力を振るう悲哀も出ているのが良い。
1971年の日本はこんな景色だったのか、と新鮮な発見もあったし、ニュータウンが続々できるという設定は高度経済成長期の背景をバシバシ感じさせてくれて楽しかった。
この時期のこういうジャンルの映画、基本短めで展開も早いので色々と観ていきたい。