ヤスマサ

ホワット・ライズ・ビニースのヤスマサのレビュー・感想・評価

3.0
引っ越した湖畔の家で、次々に起こる怪奇現象の真相を解明するサスペンス・スリラー。
精神状態が不安定の妻クレア(ミシェル・ファイファー)は、夫のノーマン(ハリソン・フォード)に奇妙な出来事への不安を訴えるが取り合ってもらえず、自ら真相の究明に乗り出す。

ロバート・ゼメキス監督に、ホラーのイメージはあまり無かったが、のっけから結構怖い。
クレアが怪奇現象の原因を探る様は、精神が病んでいるのではないかと思えるほどだが、事の真相が明らかになると、話しは違った展開を見せ、サスペンス感が増す。
“What lies beneath” は、「何が下にある」「何が見えない所にある」といった訳になるが、それは霊になって現れる犯罪被害者のことであり、また犯罪者の裏の顔というストーリーによくよく絡めた題名だと思う。
最後の最後まで、しっかり怖がらせてくれる映画。
ヤスマサ

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