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ホワット・ライズ・ビニースのkojikojiのレビュー・感想・評価

3.6
No.1606
2000年アメリカ映画

この映画の分類はホラーかサスペンスか?

 横に振ったり縦に振ったり、ストーリーは思わぬ方向に動く。観客の視線はいろんな方向に向けさせられる。そして最後はとんでもないサスペンスへ、と思いきや再びホラーへ。
女の執念は怖い😱
 ということでホラーサスペンスなんだろう。
いずれにしても、最後の10分は最大の見せ場だ。

 ノーマン(ハリソン・フォード)とクレア(ミシェル・ファイファー)の夫婦は、娘のケイトリンが大学進学のために入寮したことをきっかけに父が所有していた湖畔沿いにある家に引っ越してきた。
しかし、隣の家の夫婦の行動に不信感を持ったクレアは探偵まがいの撮影・録音などを楽しむようになる。

やがて、クレアの心の中に忘れていた1年前の自殺未遂事件の記憶が蘇ってきた。なぜ忘れていたのか、次第にそのことが気になりだす。

 音響で脅かすジャンプケアが多用されて、ドキッと何度もしたものの、いつものパターンかと途中まで少々退屈していた。無難な3.5の映画だなと思っていたら、後半、少しは予想はしていてものの、予想以上の展開で最後は結構面白い映画の3.6の評価とした。
 しかし、よくよく考えたら、なんだこの映画と思うかもしれない。

 クレア役のミシェル・ファイファーの大きな瞳は不安と恐怖にはもってこいの女優、こんな映画はピッタリ、驚かせたら実ににうまい。

ハリソン・フォードも主演映画で、何本かこの手の役を観ているが、結構似合ってるいるから不思議。

因みに「ホワット・ライズ・ビニース」とは
「何が、下に横たわっているのか?」という意味だそうです。なるほど🧐
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