MoscatoBianco

サラトガ本線のMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

サラトガ本線(1944年製作の映画)
3.0
往年のハリウッド女優祭り💕
イングリッド・バーグマン10本目

前半の舞台はルイジアナ州ニューオリンズです。主人公のクリオ(イングリッド・バーグマン)の実家があります。
クリオの母は未婚の母で、訳あってクリオとともにパリに移住していましたが、母の死後クリオはある目的があって帰郷します。

後半の舞台はニューヨーク州サラトガです。もう1人の主要人物クリント(ゲイリー・クーパー)は、ある目的でサラトガでひと仕事目論んでいます。

この両地でのストーリーが相互にあまり関わりが無く、別物の話をそれぞれ中途半端に一本の映画に押し込めたような形になっています。
そこはあまり評判が良くないようです。
確かにどちらの話も背景や顛末が分かりづらかったように思いました。

でもクリオさん(と言うよりイングリッド・バーグマンさん)は、復讐とか言ってるわりにはなんかケロッとしていて好感が持てました。
また、アカデミー助演女優賞にノミネートされたブラックフェイスのメイドと、小さいおじさんの執事もナイスでした。
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