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ドッペルゲンガーのkassyのレビュー・感想・評価

ドッペルゲンガー(2002年製作の映画)
3.4
「見たら死ぬ」筈の自分の分身と遭遇してしまった男が、皮肉にも生きることに逞しくなっていく姿を描いた喜劇。介護用人工人体の開発に勤しむメディカル・サイテック社の研究者・早崎は、スランプに陥りノイローゼ気味。そんな彼の前に、ある日、彼とそっくりの外見を持つ分身=ドッペルゲンガーが現れる。内向的で真面目な早崎とは対照的に、社交的で欲望に忠実な分身は自由気ままに振る舞いながらも、やがて早崎の研究を成功させようと協力を始める。あまりにも生身の姿そのものがそっくりのもう一人の自分、余計にノイローゼになりそうなもんです。とにかくブラックなユーモアな作品です。最初にでてきた自殺した由佳の弟はなんだったのか謎のまま、本編との繋がりも謎でした。それにしてもいろいろと奇妙だ。
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