Metallicaという世界一のモンスターバンドを生み出した張本人たちがそのモンスターに苦しめられる様がリアルに描かれている
特に印象に残ったのは
抱きしめて窒息させる愛し方しかできないというジェームズの言葉とラーズとデイブの対談のシーンだった
アルバム“St.Anger”では哲学的に人間の内面を表現した曲が多いがそれはこの苦悩と向き合った結果だと言える
映像作品として優れているとは思わないがファンであれば“St.Anger”への不満が和らぐ作品にはなると思う
実際、自分が初めてこれを見たときはそうだった