初めての押井守作鑑賞
あちこちで名作だの究極の二次創作など言われているのでずっと気になっていた。
もともとうる星やつらはきっずステーションでたまにみてたくらいなので、大きな思い入れも無く、すっと観ることが出来た。
まず思ったのは、映像や台詞の勢い、作画の力強さが半端じゃない。
画面越しに伝わってくる圧が半端じゃなかった。
昭和のアニメ作品、恐るべし
ストーリー展開は起承転結が分かりやすく、所々で時間の流れに関する非常に哲学的な説明が入ったりSFが苦手な自分でも思わず観入ってしまうほど、丁寧につくられていた印象
特に学校内でおいかけっこをするシーンの映像演出の奇妙さは、今の映画と比べても頭抜けていた
夢の中と言うなんでもありな世界の中で、人間と言う本来いいかげんな生命がなんでもありないい加減な世界でどう対処していくのか
これは実際の世界でも、ルールなどの規律が無くなった際にどう足掻いていくのかと置き換えると非常に面白味が増してくる作品だと思った
