ずーっと昔から気になってた作品。
やれ原作者の高橋瑠美子先生は認めてないだの、押井守監督のエゴだの、なにかにつけて今で言う炎上案件であったのだが…
アマプラでついに見る事ができた！
うーむ、なるほどなるほど、ループものの元祖であるらしいのはわかった。
それよりも、夢と現実がシームレスに展開するストーリーが秀逸。
しかし、結局夢オチなので、タイトルは違うものにすべきでは？
監督ならではのカメラワークやダークな演出が光る。また、遊び心も満載(今見ると古いがw)。
やはり、後の「パトレイバー」に通ずるものがありますね。押井守ってすぐわかる。ちなみに「パトレイバー ザ・ムービー」は傑作！
今見るとやはりちょっと古いな〜って思う表現もあって、最後まで見るのは正直ちょっと辛かったな〜。でもセル画だけでここまでやるのは凄い！
この作品の価値は良い悪いではなく、後の作品やクリエイター達に多大な影響を与えた事なのだろう。
「うる星やつら」をフォーマットとして、押井守監督がやりたい事をやったという印象が強い。
しかし、いいか悪いか別にして、この形はノーラン監督のバットマン辺りから、現在も数あるヒーロー作品においては当たり前の形。
ラストはラムとあたるのイチャイチャで終わってるし、押井守監督もうる星愛はあったはずでは？
あんまりいじめないでほしいw
あと、「うる星やつら」を未見の人は全くわからんと思うw
