このレビューはネタバレを含みます
俺はその女から自由であることでその女のことを愛しているんだ!
納得できるようなできないような、体の良い言い訳にも聞こえるし、あたるのラムちゃんに対する本音でもある。けど、本音が聞けて嬉しい!なんやかんや好きなのよね!
ストーリーの攻めどころが夢オチというよりかは夢オチないでずっと夢のままでいいじゃない!現実なんて戻る必要あるの?ってところで深い!
個人的に水族館でのラムちゃんの横顔が美しすぎて最高!!悲しさを漂わせるあの美しさはたまらんねぇ!
うる星やつらはリメイク版のやつしか見てなくて最初期のアニメは初めてやったんやけど、意外と作画きれいで良かった!キャラもよりいかつく、女の子はかわいいというよりかは美しいって感じやった!良かった!
ストーリーもじわじわと日常の異変に気付いていく様も良かったし、現実がおかしいことに気づいてからの各々の行動も良い。けど、こういう繰り返される系って主人公やらの負の感情とかが多いけど、夢を繰り返そうとたくらむおっさんがいるのが結構衝撃!実際ラムちゃんのずっとこのままの生活がしたいというのはあるけど、ラムちゃんがそこからどうしたいか?というよりかはあたるの気持ちを問うていて、個人的にはラムちゃんの気持ちの変化にももっと焦点を当てて欲しかったところではある。
事前に涼宮ハルヒやらの元となったと聞いていてかつハルヒとかでループ経験があったので真新しさはそこまで感じなかったがもしこれが初見なら相当な衝撃なのだと思った!
細かな演出も良かった!繰り返されるセリフ、季節感がバグっていたり、よく見たら気付くような異変があちらこちらに散りばめられていて良かった!
かなり完成度は高かったと思いました。
①ストーリー 0.8
②キャラ 0.8
③演出 0.9
④テンポ・長さ 0.7
⑤もう一度見たいか? 0.7