『エレファント』に繋がる、ビデオゲームっぽい体感の映画の始まりなんじゃないかと勝手に期待してた。主人公たちの匿名性とか塩湖をひたすら歩く超絶退屈な長回しとかにはそういう雰囲気はある。けど、単純に面白くないかな。
遭難映画なのに歩行から目的が消え失せているように見える。幻覚の演出は見てて恥ずかしい。
冒頭が『ゼロ・グラビティ』の予告編。
これ見た直後に『オールド・ジョイ』見直したのだけど、歩行も焚き火も超面白かった。退屈な映画を作るのは簡単だ。メイキングに映っていた長い長いドリー用のレール。お金かけまくってもつまらないものはつまらない。残酷。つまらないものを目指してる気はするのだけど、それでいいのかな？
