『ドッグヴィル』の続きなんだけど配役がニコール・キッドマンからブライス・ダラス・ハワード、ジェームズ・カーンからウィレム・デフォーへとバトンタッチ。まぁニコールとトリアーは色々あったから。ウド・キアやアパムも再登場だが『ドッグヴィル』とは違う役。前作同様、地ベタ白線演出のため舞台劇を見ている感覚なので配役の変更は全然違和感なく見れた。
ニコール改めブライスがドッグヴィルの次に向かった土地はマンダレイ。そこは奴隷制度が終わっても白人地主が黒人奴隷を働かせているプランテーション農園。黒人たちにとってブライス嬢が救いの女神のはずだったが…
『ドッグヴィル』よりヒネリが効いて面白かった。ボカシも増々。『ジュラシック・ワールド』以前のブライス・ダラス・ハワードは体張って頑張ってたんやね。
ED曲は前作ドッグヴィルに続きまたもやデヴィッド・ボウイの「Young Americans」。アメリカはまだまだ若いから色んな問題が山積みだよ。
