ベーべ

マンダレイのベーべのネタバレレビュー・内容・結末

マンダレイ(2005年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

マンシ?マンシー?

ラース・フォン・トリアー監督
アメリカ3部作2作目

ここまで毎回テイストを変えてきた監督だったが、今回はまさかの続編的な感じ。
面白さとしては前回とそんなに大差なかったけど、特に斬新なこともなかったので、スコア的には今回のほうが少し低くなってしまうかな。

『ドッグヴィル』からの流れで、主人公も同じだけど、演じている俳優は変わっている。
グレースはニコール・キッドマンからブライス・ダラス・ハワードに交代。

簡易セットを使って劇の延長線みたいな見せ方も同じで、今作もドアの開閉には前作同様に謎のこだわりが垣間見える。

物語は、グレースとギャング一行が、黒人差別が根強く残っている町を訪れるところから始まる。

今回も章ごとに別れており、全8章からなるので、簡単にまとめておく。
(多分もう観ないので…)

第1章…帰る所がなくなっていたグレース一家がマンダレイに辿り着く。グレース、父親と別れ、町に残留。
第2章…黒人が1~7の数字に分類されていることを知る、奴隷制度が深く根付いている
第3章…黒人たちに仕事を教えようとする。イカサマ師に出会う。
第4章…黒人たちに民主主義の授業。白人へ罰ゲーム。砂嵐襲来。
第5章…復興の為に一丸となる、黒人の身体に興味が芽生える。食料の配給制提案。
第6章…欲望が抑えきれなくなる。少女死亡事件→刑執行
第7章…綿花収穫。ティモシーと寝た後に正体に気づく。イカサマ師再び。
第8章…鞭打つ女。アメリカには様々な面がある。
ベーべ

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