アメリカ映画の影響色濃い。個性的な映画ではあるが、内容は薄い。たまに成瀬の才能が見え隠れして嬉しい。ロケ撮影はある意味ネオレアリズモだか、内容は真逆。とはいえ、キリッとした杉村春子、この映画で婦人記…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
台詞回しも演出も成瀬らしい軽快感のない稀有な作品ではあるが、個人的にはなかなか好きな映画である。台詞回しはレトリックが多用され、西洋演劇のような感じを持たせるし、演出もまた照明の使い方などが演劇的で…
>>続きを読む民主主義の為に叫ぶ浦島を
新聞社は記事の話題性の為に使い。
政党は票の獲得の為に使い。
一個人に民衆全ての生活を変える力は、それを契機とした民衆蜂起などを除けば現実的にはない。
メディアや政治家に…
戦後最初の成瀬巳喜男監督作品です。
民主主義奨励映画で、この後の成瀬監督作品を考えると、こんな映画も撮っていたのか、という貴重な作品です。
最近成瀬巳喜男監督のソフト化が増えており、ありがたい限りで…
監督は成瀬巳喜男。
東京フィルムセンターで観た。
自分は浦島太郎の末裔だと豪語する謎の男浦島五郎が「ハーアーオー」と連呼する度に何故か人々が男の元に集い浦島に歩み寄っていく。浦島は言う「私は不幸だ!…