李

ローズマリーの赤ちゃんの李のレビュー・感想・評価

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)
3.7
ようやく観れた...!非常にアリ・アスターを感じた。影響受けてるんだろうなー令和に観てもまったく廃れてない。ローズマリー側で物語を追っていたため終始絶望した。過干渉でずかずか部屋に入ってくる胡散臭い隣人も、妻への愛をまったく感じないホラー映画によくいるタイプの旦那にも嫌な気持ちになる。妊婦の妄想と最悪の現実の狭間を手のひらの上で転がされながら辿り着く結末。胸糞悪い... ローズマリーの友人とかハッチとか随所にローズマリーに寄り添う普通っぽい人が登場するのが安心材料になると同時に、ローズマリーの見ている世界の証人というか、これが現実だって思い知らされてるようで個人的に怖かった。悪夢のシーン、夢の掴みどころのない気持ち悪さに充ちていて良かったなー 60年代のファッションがめちゃめちゃかわいい。
李