MikuOshika

ローズマリーの赤ちゃんのMikuOshikaのレビュー・感想・評価

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)
3.7
今更ながら60年代のカルト映画。
タイトルは聞いたことがあるけど
中身が、実態がわからないから観ずにいた今作品。
いや、、霊的な怖さとかではなく
引っ越してきたアパートの隣人たちが反キリスト、悪魔崇拝者集団という
まさにそれっぽい作品。
とはいえ、原作者がこの作品をかくきっかけとなったのが「サリドマイド事件」60年代の大事件の一つという、薬による奇形児出生率と妊娠不安症と不安に苦しむ妊婦さんに着想を得たとのことで
隣人から飲まされる謎のドリンク、謎のお薬と謎の産婦人科の先生、やたらとうざいくらい面倒を見てくる隣人老人といい
恐怖を煽ってくるものばかり。
身内に起こる不幸といい、全てが不安素材
そして生まれてくる子を守りたい母性
最後の最後まで
背中がゾクゾクする不安感と恐怖、不快感
MikuOshika

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