ルチア

NAGISA なぎさのルチアのレビュー・感想・評価

NAGISA なぎさ(2000年製作の映画)
4.5
日本映画専門チャンネルにて鑑賞

公開時に吉祥寺バウスシアターで観て以来の観賞。
まさか今になって観る事が出来るとはねぇ。嬉しい限りです。
内容はほぼ忘れてしまってるけど公開時に観た時もとても良かった思い出があったので期待しての再見。

やっぱり期待通りの素敵な映画でした。
とは言え、この映画はほぼ主演の松田まどかの魅力がすべてと言って良いです。彼女なしではこの映画は成立しないですね。
そのくらい彼女が良いです。
小学6年生の12歳の女の子と言う大人になりかけた年頃の設定が彼女にピッタリで、子供っぽい表情からちょっと大人びた表情まで実に素敵です。
中でもキスへの疑問と憧れと映画の伏線からの都会の男の子との海辺のシーンがその時のセリフと共にとてもいいです。
ラストのエピソードは原作を知らないので違いは分からないけど、そうするしかなかったのかなぁと思いつつ、もう少しスッキリしたかった気もする。
時代設定は60年代との事ですが、雰囲気的には何となく50年代~70年代が混在したような感じもあるけどいずれにしても懐かしい雰囲気はたまらない。
なぎさと一緒に夏休みを経験したような気持ちにになる素晴らしい映画でした。
ルチア

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