1960年代の江ノ島を舞台に、小学6年生の女の子の恋と成長を描く。
古い映画かと思っていたが、2000年制作で意外と新しい。子どものころの懐かしい夏のにおいを感じる映画だった。通信簿をみせあったり、友だちの家に遊びにいったりなど、なんでもないことが懐かしく楽しそうに見えた。
また、地元の子どもたちと都会から江ノ島にやってきた子どもが対照的に映った。地元の子は、日焼けして地元民だけが知ってるような砂浜で遊んだり。かたや都会の子は、海にきても泳がず漂着物を集める少年、お金持ちの少しませた女の子のなどなど、都会っぽさがよくでていた。
いまから見ると少し変わった当時のファッションとか流行を眺めるのも面白い。また、『恋のバカンス』をはじめとする挿入歌も当時の時代を感じさせてよかった。おそらくネット配信してないので、みてる人は少ないと思うが懐かしい夏を感じられるいい映画だと思う。